結局は持ってる2足の比較です
以前、WEATONの300を買いました。
なんどか履いていく内に靴の方からデレてくれました。
タイトフィットながら心地よい履き心地。
もう少し羽根を閉じてくれると嬉しいですが、そこは沈み込みに期待です。
さて、もう一足長年、冠婚葬祭用に活躍してくれたAllen EdomondsのPark Avenue(以下Park)
と比較してみましょう。
誰のため…というと自分の使い分けのためですが…
まず、こちらがAllen Edomondsの着画です。
このParkは革靴が趣味になり始めた5~6年前、リーガルの靴の代わりにヤフオクで手にしたもの…
そのためフィッティングはあっておらず、インソールを入れている始末…
サイズは良いんですがウィズがとてつもなく広いのです。(EE)
なので今回、そのあたりは目をつむり(つむってください)、ディテールの比較をしてみます。
いずれにせよ、この2足がおすすめなことは変わりありません。
左:300 右:Park
正面からです。
しつこいようですがウィズは目をつむってください。
Parkのほうが内にふっていることが分かります。
上:300 下:Park
真上からみると、それはよりはっきりと。
左:Park 右:300
バックの仕上げはParkはドッグテールがついています。
メリハリがあるのはやはり300
奥:Park 手前:300
斜めの角度。
サイドのデザインを比較します。
Parkのステッチワークを見てみると、フェイス周辺はトリプル。対して300はダブルです。
また、アイレットに沿ってあるステッチ(なんというのでしょう?)はParkのほうが直角に近く降りてきています。
左:300 右:Park
アイレットは、それぞれ5と6
6アイレットは特にParkの特徴であると言えます。
Parkのヒールカウンター
かなり大きめ。アメリカ気質。
一方300。これくらいの大きさがスマートでいいですね。
左:300 右:Park
キャップ部分です。
Parkは浅めです。むかしはなんかキャップが大きいのが嫌でParkを選んだと記憶してます。
300は浅くもなく、深くもなく…という塩梅。ただし、スクエアなトゥとのバランスが素晴らしく、フランス靴らしい清楚な雰囲気です。
革質です。
この辺りは個体さもあるし(特にParkがありそう)一概にも言えませんが、300は旧ロゴ。
デュプイのきめ細かい革は触っていても気持ちがよいです。
ただ、このParkなぜか、とても良い革質。
一時期所有していたAldenのカーフに比べ明らかに滑らかでよく輝きました。(肉厚で柔らかいAldenカーフも魅力的ですがね)
全般的にPark推しの雰囲気な記事になってしまいましたが、どちらもおすすめな黒ストレートチップです。
ロブのシティなども欲しいですが、なんとなくドレッシーすぎるのかな?(そして高いな)とも思います。